この間、人と人との関係は職業に関係なく素の人間関係に帰着するという話をかいたのだけど、町もそうなのかなと最近思い出した。

私の法律事務所がある場所は門前仲町、下町だ。
自分がずっと育ってきた場所に近いところだし、子供の頃からうろうろ(?)していた場所でもある。
最近、東京以外の弁護士と話をする機会があって、東京の弁護士は町と遠いところにいるのかなと思うようになった。地元密着の法律事務所があってもいいんじゃないかと。
そんなわけで、地元ってどこよ?という定義の問題はあれど(笑)
住んでる人目線の法律事務所で行こうと決めました。
相談された時に、あ、あの場所にはどんな人がどんな住まい方をしていて…というのが見えるってことが大事かなって。
相談する方も、顔が見えてくれば、あの事務所に行けばもやっとした自分の問題も一緒に考えてくれるって思ってくれるかもしれんし。
そういう関係って大事なんじゃないかって思うようになったわけです。