所属会で小冊子を作ることになり、原稿書かねば(^_^;)
建築紛争は解決までにとても時間のかかる分野です。
理由はいろいろあります。

  1. 不具合の特定が難しい場合もある
    特に壊してみないとわからない不具合の場合なんかは壊すか、壊さないで見るか(非破壊検査)、壊さないかの検討も費用とにらめっこです。
  2. 感情的に和解がまとまりにくい
    特にマイホームは皆さん思い入れが当然あります。
    人生の中での大事な買い物にいろいろ不具合が出てくるなんて、想像しただけでもうんざりするでしょう。
  3. 額が大きい
    これも和解がまとまりにくい理由かもしれません。特に相手が小規模会社であれば、額を支払えるかという問題があります。
    残念ながら途中で潰れてしまう、なんてこともありますから…。
  4. 関与している会社が多い。
    建築は多層的な下請けのもとになりたつ業界です。きちんと現場管理されている場合はいいのですが、得てしてそうされていないケースに不具合が生じるのです。

そうは言っても建築紛争は大きな問題です。そして、なかなか本人訴訟では難しい分野ですので、少なくとも法律相談をされたほうがいいです。
 
 
 
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