所属会で小冊子を作ることになり、原稿書かねば(^_^;)
建築紛争は解決までにとても時間のかかる分野です。
理由はいろいろあります。
- 不具合の特定が難しい場合もある
特に壊してみないとわからない不具合の場合なんかは壊すか、壊さないで見るか(非破壊検査)、壊さないかの検討も費用とにらめっこです。 - 感情的に和解がまとまりにくい
特にマイホームは皆さん思い入れが当然あります。
人生の中での大事な買い物にいろいろ不具合が出てくるなんて、想像しただけでもうんざりするでしょう。 - 額が大きい
これも和解がまとまりにくい理由かもしれません。特に相手が小規模会社であれば、額を支払えるかという問題があります。
残念ながら途中で潰れてしまう、なんてこともありますから…。 - 関与している会社が多い。
建築は多層的な下請けのもとになりたつ業界です。きちんと現場管理されている場合はいいのですが、得てしてそうされていないケースに不具合が生じるのです。
そうは言っても建築紛争は大きな問題です。そして、なかなか本人訴訟では難しい分野ですので、少なくとも法律相談をされたほうがいいです。
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