事務所を開けてから女性弁護士だからなのでしょう、ドメスティック・バイオレンスの被害のご相談は少なくありません。
そして「DVって言われちゃったんだけど、どうしよう」と困惑する男性のご相談もあります。
中にはそれは違うんじゃないの?と思う事案もあるにはありますが、「うーむ。言われる…かもねえ…」という事案もあります。
嫁さんが、彼女が愚かにも間違っているんだから思い知らせてやる、っていう思考回路で暴力や言葉で相手を支配しようとするのが、いわゆるものの本で読む加害者像で、これは確かに日本でも当てはまるケースはあるんです。
でもね、もう一つケースがあるんじゃないかなと最近思っています。
それは、コミュニケーションがうまくいかなくなった結果、暴力に手段を頼ってしまうケース。
この場合、加害者は嫁さんが間違っていると思っているとは限らないのです。痛いところをつかれている場合も少なくない。
その苛立ち、嫁さんに対して言い返したいけど、口喧嘩では勝てない、ムカムカ…
で、手が出てしまうんですね。直接の暴力でなくても、壁にパンチして穴開けたり(これも間接的な暴力です。)
これは、コミュニケーション・スキルをあげることで改善できるんじゃないのかなと思っています。
自分の気持ちとうまく付き合う、相手に対してうまくケンカする
こういう練習ができる所があるといいんだけどなぁと最近思う次第です。