皆さんは御存知でしょうか。
万引き犯の事件数は少年よりも高齢者のほうが多いということを。

そして、食うに困っての食い逃げ(詐欺罪)、窃盗は障害者や高齢者が多いということを。
でも、結局刑期を終えて出てきても、行き場がなくて、結局は悲しいけれども繰り返してしまうこともあることを。

一見、更生にかかるお金を国から出すことは「犯罪者に金をかけるのか」という意見になりがち。
でも待って。

実は更正のために福祉サービスにつなげたり、社会復帰の準備のための受け皿づくりをすることは、「再び犯罪の世界に帰ってこさせないこと」につながります。つまり、それだけ被害者が減るということなんですね。

障害者の方の中には「これはいけないこと」とはっきりと教わる機会のないまま、成人された方もおられます。
「これは人を困らせてしまうことなんだよ」ってわかることはとても大事。そういう機会を得ることが現状少ないようです。

どうしても、刑務所の中のこと、刑務所を出た後のことってみなさんの関心は薄いのかなと思うのですが、実は、その後こそ、大事なところなんじゃないかと私は思っています。