労働審判という制度をご存知でしょうか。
例えば、労働者の賃金未払いや不当な解雇等、解決まで時間がかかってしまうと生活に差し支えてしまいます。労働審判は最長でも三回の期日で問題を解決する仕組みとなっており、労働者側、経営者側の専門家と裁判官で構成された労働審判委員会が双方の言い分を聞いていきます。
基本的には和解での解決を模索しますが、和解が整わなければ審判が下されます。
今までのところ、私が経験したものはどれも和解で解決しています。和解がなければ審判が下るというのも和解を促進する一つの要素かもしれません。
さて、この労働審判、すぐに解決するというと手軽な制度だという印象を持ちがちですが(まあ、そういう側面も実際ありますしね)、短期間で心証を持ってもらうための不可欠です。そういう意味では原子力損害賠償のADRと近い部分があるかも…
そういう意味ではテンポ感を要求される手続きですね。