今日はいい夫婦の日。
いい夫婦って何よ?って気がしなくもないですが、
たまには考えてみるのもいいのかなと思い。
夫婦は本来他人です。基本的には違う環境で産まれ、育ち、
そして、何かをきっかけに出会い、結婚に踏み切った相手。
相手は兄弟でも姉妹でもなく、ましてや親子ではない。
でも、同じ家で生活をともにする。
いいときも、わるいときも。
同じ家で生活をしているからと言って
言わなくても自分の気持ちは伝わっているだろうと思うのは
私には幻想や過剰な期待のように思います。
言ったとしても伝わらないなんて事はよくあることだしね。
でも、時間を重ねて伝える努力をそれなりにすれば、そのうち、一応赤の他人よりは伝わるものです。
でもね、すぐには難しい、だからすぐに結果を求めようとすると失望するんです。
離婚の相談を聞いて思うこと。
最初の失望の後に、伝えるのをあきらめないのが大事かなと思います。
あきらめて伝える努力をしないでいると、結局伝わらないまま、月日が過ぎてしまうこともないわけではない。
あとは、自分が離婚することをイメージしてみて、
親同士の話し合いや、何らかの形で親が出てくるようなら、気をつけて。
大概の30代の離婚相談には、ほとんど必ずと言っていい位、親が関与しています。
そして、第三者から見る限り、破綻の原因についても何らかの形で親が影響していることも少なくありません。
結婚するということは、新しい自分の家という単位ができること。
それまでの家族をないがしろにしろという意味ではありません。
でも、新しい家では自分がメインプレーヤーなのです、それを忘れてはならないように思います。
何だか偉そうな話になってしまってすごく不本意ですが、
私自身がいい奥さんかと言われると…相当へこみます(笑)
でもたまには、こんな離婚事情をよく知る立場からいい夫婦って何だろうって考えてみるのもいいかなと思い、今日の日記を書いてみました。
マル。