後払い(ツケ払い)現金化業者によるトラブルに遭遇した場合、専門家への相談が非常に重要です。トラブル解決のためには、弁護士や司法書士などの法律専門家に相談するのが最善です。

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後払い現金化・ツケ払い現金化サービスは闇金の危険性 違法な取引被害は弁護士や司法書士へ相談


後払い現金化、別名ツケ払い現金化は、キャリア決済や電子マネーの後払い機能を活用し、商品購入後にこれを買取アプリなどで現金化する方法です。

 

通常、このサービスは急ぎで現金が必要な人々が利用することが多く、借り入れが困難な状況の中で「闇金よりはマシ」という考えから選択されることがあります。

 

後払い現金化サービスは、現金が緊急に必要な人々をターゲットにした商売です。

 

このサービスでは、商品の購入から現金化までの一連のプロセスを一括で行い、利用者に代わってすべての手続きを行います。

 

しかし、この方法は金融リスクや法的なグレーゾーンにある可能性があるため、利用する際には注意が必要です。

 

 

後払い現金化とは?

「後払い現金化」とは、表面上は商品の後払い売買を装いながら、実際には現金を先に受け取り、後日高額の商品代金を支払う手法を指します。

 

このサービスは、商品の価値と販売価格が見合わないことが多く、利用者は実際に商品を購入する意図がなく、ただ現金を手に入れることが目的になっています。

 

重要な注意点としては、後日支払う高額の商品代金が経済的困窮を招き、多重債務の原因となる可能性があります。

 

さらに、取引過程で提供した個人情報が悪用され、ネット上での露出や犯罪被害に巻き込まれるリスクも潜んでいます。

 

したがって、後払い現金化サービスは経済的リスクが高く、極力避けるべきでしょう。

後払い現金化の流れ


*日経新聞より

 

後払い現金化サービスを例として、利用者が3万円の現金が必要な場合のプロセスを説明します。

 

まず、利用者は現金化業者が指定した無価値な情報商材やデジタルアートを5万円で購入します。

 

この購入はオンライン上で完結し、商品の口コミや感想の投稿が求められることもあります。

 

その後、業者は宣伝費として3万円を利用者の口座に振り込みます。

 

そして、利用者は約10日から30日後に商品の購入代金として5万円を支払います。

 

このシステムでは、現金化業者が利用者に3万円を支払い、利用者は後に5万円を支払うことになり、差額の2万円が業者の利益となります。

 

この方法は緊急で現金が必要な際に利用されることが多いですが、実際の商品の価値に比べて高い金額を支払うことになるため、注意が必要です。

主な現金化の名目

後払い現金化業者が提供するサービスは多様で、実際には融資に該当しながら商取引と見せかける形式を取っています。

 

これには以下のような主な方法がありますが、実際の商品売買は行われていない点に注意が必要です。

宣伝方式: 購入した商品に関する口コミやレビューを投稿し、その対価として現金を受け取る方式です。これは、商品購入の宣伝活動として扱われます。

 

キャッシュバック方式: 商品購入後に特定の条件を満たすことでキャッシュバックを受け取る方法。クレジットカードの現金化サービスでも同様の手法が用いられます。

 

買い物代行方式: 業者の依頼によりオンラインで商品を購入し、後で業者に売却することで現金を得る手法。実際には、代行された買い物は業者が運営するサイト上でのみ行われます。

 

買取方式: 電子ギフト券などを現金化業者に売却し、その対価として現金を得る方法ですが、実際には商品のやり取りは存在しません。

 

空売り方式: 利用者が撮影した写真などを売却し、現金を得る方式。その後、利用者が売却をキャンセルし、解約時に違約金として追加料金を支払う形を取ります。

これらの方法はいずれも、実質的な融資活動を行うものであり、法的な問題を含む可能性があることを理解しておくことが重要です。

後払い(ツケ払い)現金化サービスの審査について

後払い現金化サービスでは、実は審査が行われています。

・利用者は指定された商品を購入します。
・業者は購入者に対してキャッシュバックという形で現金を提供します。
・利用者は後日、業者に商品の代金を支払います。

業者にとっては、キャッシュバックを提供した後に商品代金を回収できなければビジネスが成立しません。

 

そのため、申し込み時に利用者の支払い能力を確認する審査が行われるのです。

 

これにより、業者は利用者が代金を支払う能力があるかどうかを事前に判断し、リスクを管理しています。

審査に必要な書類

後払い(ツケ払い)現金化業者が実施する審査には、主に収入の安定性を確認することが目的があります。通常、以下の書類が審査のために必要とされることが多いです。

・身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)
・身分証明書を持った自撮り写真
・銀行口座の入出金明細
・最新の給与明細

これらの書類提出によって、利用者が安定した収入を得ているかどうかが確認されます。

 

給与明細の提出は特に重要で、収入の安定性や支払い能力を示す指標となります。

 

職場への在籍確認の有無は業者によって異なりますが、書類提出だけで審査が完了する場合もあります。

 

ただし、在籍確認が行われる可能性もあるため、その点は申し込み前に確認しておくとよいでしょう。

 

また、支払いが滞ると職場への連絡が入る可能性もありますので、そのリスクも考慮する必要があります。

在籍確認について


後払い(ツケ払い)現金化サービスを利用する際、多くの人が在籍確認に関して心配を持つことは理解できます。

 

特に、職場への在籍確認が行われることにより、プライバシーが侵害されたり、職場での評価に影響が出ることを懸念する方もいるでしょう。

 

在籍確認を行うかどうかは、後払い現金化業者によって異なります。

 

一部の業者は、提出された書類による情報で利用者の雇用状況や収入状況を確認し、在籍確認を行わない場合もあります。

 

しかし、他の業者では、在籍確認を行うことで申告内容の正確性を確認することがあります。

 

利用者が在籍確認を避けたい場合、申し込み前に業者に審査方法を確認することが重要です。

 

また、支払いに問題が生じた場合は、在籍確認がなかったとしても、職場に連絡が行くことがあるため、このリスクも考慮する必要があります。

 

支払い滞納による職場への影響を避けるためには、信頼できる方法での現金化を選択することが重要です。

後払い(ツケ払い)現金化サービスの危険性やリスク

違法な高利息リスク


後払い(ツケ払い)現金化サービスを貸金業とみなすと、その違法性が明らかになります。

 

商取引の形を取っていますが、実質は融資の性質を持っています。

 

例として挙げた場合、3万円を借入金とし、商品代金として後払いする5万円から借入金3万円を引いた2万円が実質の利息となります。

 

このように、後払い(ツケ払い)現金化サービスは、高額な利息を伴う違法な融資行為と見なされる可能性があります。

 

これは、利用者が経済的な困窮に陥る原因となり、さらには多重債務へとつながるリスクを高めます。

 

後払い(ツケ払い)現金化サービスサービスの利用は極めて危険であり、避けるべきです。

 

違法な貸金業者との取引によるトラブルに巻き込まれるリスクを避けるためにも、法律の専門家や信頼できる機関に相談することが重要です。

個人情報を悪用されるリスク


後払い(ツケ払い)現金化サービスには、個人情報の悪用に関する深刻なリスクが伴います。

 

審査が緩いため、業者は利用者の支払い能力をきちんと把握できず、これをカバーするために身分証明書や通帳明細、給与明細などの個人情報を要求します。

 

こうした情報は、利用者の経済的状況や身元に関する詳細なデータとなり、不正利用されると大きな被害をもたらす可能性があります。

 

悪徳業者がこれらの情報を不正に取得し、それを他の闇金業者に売却するケースも考えられます。

 

これにより、利用者は不審な営業電話やメールを受けることが日常化し、プライバシーが侵害されるだけでなく、さらなる金銭的な被害に遭うリスクも増大します。

 

現金化サービスを利用する際は、個人情報の提供には特に注意が必要です。状況が許すならば、安全な方法で資金を調達することや、問題が発生した場合は速やかに弁護士や司法書士に相談することが重要です。

 

個人情報を守りながら、法的に正しい手段で問題を解決するための専門家の支援を求めることが、リスクを最小限に抑えるための最善策です。

職場に迷惑をかけるリスク


後払い(ツケ払い)現金化サービスを利用した場合、支払いが滞ると職場に大きな影響を及ぼす可能性があります。

 

現金化業者が直接的な損害を被るリスクがあるため、利用者の支払い能力を事前に確認する必要があります。

 

その一環として、給与明細の提出や在籍確認の電話が行われることがあります。

 

在籍確認の電話が職場に入ると、利用者が借金や金銭的な問題に直面していると誤解される恐れがあり、その結果、職場での評価や信頼が低下する可能性があります。

 

また、支払いを「飛ばす」、つまり期日に支払いができない場合、現金化業者からの催促の電話が職場にかかってくることもあります。これにより、職場の同僚や上司に金銭的な困窮状態が露見してしまうリスクが生じます。

 

このようなリスクを避けるためにも、後払い(ツケ払い)現金化サービスを利用する際は、そのリスクと影響を十分に理解し、慎重に判断することが重要です。

 

また、金銭的な問題に直面している場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが望ましいでしょう。

後払い(ツケ払い)現金化サービスは違法な闇金の可能性がある


後払い(ツケ払い)現金化サービスに関しては、その正体が闇金融の一形態である可能性が指摘されています。

 

形式上は通常の商品取引として行われていますが、実際には貸金業に近い性質を持っていると考えられています。

 

以前流行した給与ファクタリングの流れを汲んでいるとされています。

 

給与ファクタリングは、給料の前払いを名目にした金融サービスで、高額な手数料が問題視されていました。

 

手数料を金利として換算すると、法定上限金利を大幅に超えることが多く、社会問題となりました。その結果、金融庁の注意喚起や警察の取り締まりが強化され、多くの給与ファクタリング業者が廃業に追い込まれました。

 

後払い(ツケ払い)現金化サービスは、給与ファクタリングが廃業した後に出現したサービスで、その商法は類似していると考えられています。

 

サービスの内容を見ると、手数料が実質的な金利に相当し、法定金利を超える場合が多いです。これにより、法的なグレーゾーンにあるとされています。

 

金融庁からも、後払い(ツケ払い)現金化サービスに対する注意喚起が発表されています。

 

その中では、「商品の売買という形式を取っているが、実態は貸し付けであり、貸金業に該当する可能性がある」と指摘されています。

 

そのため、安易に利用することは避けるべきです。

 

金銭的な困窮に陥らないためにも、法的なリスクや潜在的な危険性を十分に理解し、慎重に判断する必要があります。

支払いをしないで飛ばすと取り立てが来る


後払い現金化サービスを利用した際に支払いが滞ると、複数の問題が生じる可能性があります。

 

もし支払いができなくなった場合、業者は取り立てを行います。

 

自宅や職場に対して、催促の連絡や内容証明の郵送が行われる可能性があります。

 

これは闇金融のような厳しい取り立てに似ており、職場に知られること、個人情報がインターネット上に公開されること、または自宅への訪問など、様々な脅しにさらされる恐れがあります。

 

支払いに問題が発生した場合は、できるだけ早く弁護士や司法書士に相談し、適切な対応策を講じることが重要です。

まとめ


後払い(ツケ払い)現金化業者によるトラブルに遭遇した場合、専門家への相談が非常に重要です。

 

このような現金化サービスは違法な行為に該当することが多いため、被害が発生した際には警察も対応可能です。

 

しかし、警察は客観的証拠が不足していると即座の対応が難しいこともありますので、これを理解しておく必要があります。

 

国民生活センターなどの消費者相談機関もトラブル相談の窓口として存在しますが、これらの機関はアドバイスを提供する役割に限られ、直接的な介入やサポートを行うことはできません。

 

トラブル解決のためには、弁護士や司法書士などの法律専門家に相談するのが最善です。

 

弁護士や司法書士は具体的な対応策や解決方法を提案し、必要に応じて被害者に代わって交渉などを行います。

 

弁護士や司法書士のサポートを受けることで、精神的な負担から解放され、より効果的な解決に向けたステップを踏むことができます。

後払い現金化・ツケ払い現金化サービスの相談なら「ウォーリア法務事務所」

代表司法書士 坪山正義
大阪司法書士会会員(第3831号)
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員(第1012073号)

ウォーリア法務事務所は、日本全国の様々な闇金問題に対応する専門の事務所です。

 

4万件以上の豊富な解決実績を持ち、他所で断られた複雑なケースも積極的に手掛けています。

 

複数の闇金業者から借り入れている場合でも、全面的なサポートを受けることができます。

 

この事務所のスタッフは、親しみやすく相談しやすい環境を提供しています。

 

費用に関しても柔軟に対応し、分割払いや後払いを選択可能です。

 

相談は何度でも無料で行うことができ、信頼できる専門家としてサポートをしてくれます。

 

 

項目 内容
事務所名 司法書士法人 ウォーリア法務事務所
司法書士 坪山 正義
会員番号 大阪司法書士会会員(第3831号)
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員(第1012073号)
所在地 〒530-0047 大阪市北区西天満4丁目10番4号西天満法曹ビル701号室
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